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一人暮らしでハムスターを飼うときの費用はどれぐらいかかる？
ハムスターを１匹飼う場合の初期費用は、生体代を含めて約15,000円です。
毎月の飼育費用は、約1,300円です。他の動物と比べると、一人暮らしでも負担が少ない額になっています。
ハムスターは臭い？
ハムスターは体が小さく、糞の量も少ないので、比較的臭いは少ない動物です。
原因の多くは「おしっこ」
もしもハムスターの臭いが気になる場合は、原因のほとんどは尿です。なので、おしっこの対策を日頃から行っておけば、臭いは気になりません。
ハムスターを飼い始めたら、ゲージの中に「トイレ」と「トイレ用の砂」を用意しましょう。毎日トイレの砂を変えるだけで、臭い対策ができます。
お風呂に入れるのはNG
犬や猫のように、ハムスターも綺麗に洗ってあげたいと考える人もいますが、ハムスターにお風呂は厳禁です。
ハムスターの毛は一度濡れると乾きにくい毛質をしています。濡れたままにしておくと水分が蒸発するときに体温を奪われ、体温調節の苦手なハムスターは体調を崩してしまう可能性があります。
旅行中の留守番対策は？
ハムスターは環境の変化に弱く、ストレスを感じやすい動物のため、基本的には移動をさせない方が良いとされています。
不在にする際は、餌と水を多めに用意してから家を出ましょう。多めに置いておくと、食べ過ぎなどが気になるかもしれませんが、ハムスターは自分で必要な量を調整して食事を摂るため心配ありません。
季節に合わせた室温管理も重要です。寒暖差の激しい地域や時期は、必ずエアコンなどを使って快適な室温にしておきましょう。
また、ハムスターは小さなトラブルでも死に至ることがあります。３日以上家を空ける可能性がある場合は、友人や知人にお世話を頼めないか検討しましょう。落下などによる怪我の恐れもあるため、遊具なども撤去しておくと安心です。
１週間以上不在にする場合には、ペットホテルなど外部サービスに預けることを検討してください。
ハムスターが一人暮らしで飼いやすい理由
ハムスターは、犬や猫と比べて飼いやすいペットと言われています。理由としては、トイレの場所を覚えてもらう以外のしつけが必要なく、基本的なお世話も１日１回の餌やりや水交換で済むためです。
また、飼育費用は年間約15,000～25,000円で、生体代も種類によっては１匹1,000円ほどと、他の動物と比べても安いです。
サイズも小さいため、飼育用ゲージもそこまで大きなものは必要なく、一人暮らしの部屋でもスペースをとりません。大きな声で鳴くこともないため、騒音トラブルになりにくいのも比較的飼いやすい点でしょう。
賃貸でハムスターを飼うときの注意点
ハムスターのような小動物であっても、ペットの飼育が可能な物件なのか確認が必要です。無断で飼育していた場合、トラブルになったり、最悪退去となる可能性も出てきます。
また、ハムスターは夜行性のため、夜活発に行動します。騒音対策として、サイレントホイールを使用する、ゲージに黒い布を被せて人間と活動時間を合わせるなのどの工夫が必要です。
ゲージから出して、部屋の中を散歩をさせる場合にも注意が必要です。脱走を防ぐため、小さな隙間でも必ず埋めておく、コンセントや壁などを噛まれないよう保護するなどの対策をしておきましょう。
季節に関係なく、エアコンなどを使った室温管理も重要です。
また、万が一の場合に備えて、小動物の診察ができる動物病院を探しておきましょう。
一人暮らしの際に特に気をつけたいのが、多頭飼いです。１匹では可哀想だからと、性別の違う個体を同じゲージで飼育すると、あっという間に繁殖してしまいます。
多頭崩壊を防ぐためにも、多頭飼いはしない、する場合は同性の個体同士で飼うことが大切です。
